訪問と接客のマナー:
好感度を上げる退出マナー
好感を与える退出時のセリフ
退出する際には必ず、相手が時間を割いてくれたことに対する感謝の言葉を述べましょう。たとえば「本日は、お忙しいところお時間をつくってくださり、ありがとうございました」というように。そして「今後ともよろしくお願いします」と続けましょう。このときにおじぎをすることも忘れてはいけません。このときのおじぎは角度30度ほどの「中礼」がいいでしょう。そして、面会者だけではなく、社内ですれ違う人や受付の担当者にも会釈をして、感謝の気持ちを表しましょう。会釈だけではなく「失礼します」「お邪魔しました」などというように、声に出してあいさつをしてもいいでしょう。
また、面会者が見送ってくれそうなときは、「ありがとうございます。こちらで結構ですので、お気遣いなく」といい、お見送りを辞退しましょう。さも当然のように、何もいわずに並んで歩くのは、やめましょうね。そして相手が「それでは、失礼いたします」とあいさつをして去ろうとしたら、あなたの方もすかさず「本日は誠にありがとうございました」と、再度お礼の言葉を述べましょう。もしも相手がエレベーターまで見送ってくれた場合は、エレベーターのドアが閉まりきるまで、相手の方に向いたままの姿勢で立っています。エレベーターでは、なるべくドア近くに立つようにしてください。そして、建物を出るまで気を抜かずに「見られている」という意識をしっかりもちましょう。そして、建物を出てからコートを着ましょう。
訪問後にやるべきことは?
訪問後にやるべきことは、お礼の言葉を伝えることです。お礼の言葉は、以前は電話で伝えるのが一般的でしたが、最近では相手の手間を考えて、メールが多用されています。ただし、急ぎで確認したいことや連絡事項ある場合などは、電話を使ってお礼とともに伝えましょう。なお、より丁寧に心をこめてお礼を伝えたいという場合は、手紙を使うといいでしょう。手紙は直筆で書くこともあり、最上級のお礼の伝え方だという認識があります。とはいえ、1週間以上経過してから手紙を出すのでは効果が激減してしまいます。それはメールも手紙も同じです。ですから、お礼の言葉は、帰社後または翌日に伝えましょう。相手に自分の印象が残っているうちにおこなうのです。とくに商談などの場合は、次の連絡までのスピードは重要です。訪問から1週間以上も間を空けてしまうと、渡した資料もすっかりどこかにしまわれて、訪問の効果が薄れてしまう、なんて事態になりかねません。
お礼の言葉は、「先日はお忙しいところお時間をさいていただき、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします」といったものが一般的です。また、お礼のメールには、お礼の言葉だけではなく、面会時の話のまとめなども記載しておきましょう。そうすることで、より強く印象づけることができるだけではなく、今後のおつき合いおよびビジネスに効果的につながるのです。
