ビジネスマナーガイド

 

あいさつと敬語のマナー:
状況に応じた使い分け

 

社外では上司でも呼び捨てに!

社外の人間に対しては、たとえいつも敬意をはらっている上司であっても呼び捨てにしましょう。上司に限らず、社外では自社の人間を呼び捨てにするのが基本です。また「○○課長」と役職名をつけて呼ぶことも避けましょう。なぜなら、役職名は敬称扱いになるからです。ですから「課長の○○」というように、名前の下に何もつけずに呼び捨てにするのです。もちろん、それがビジネスシーンでは常識ですので、上司に怒られるなんてことはありません。

社外では上司にも謙譲語を使う!

「自分」と「上司」と「お客さま」の3人がいた場合、このなかでもっとも敬うべきは誰だと思いますか?正解はお客さまです。そのためには、同じ会社の人間である上司のことは、謙譲語を使ってお客さまに伝えます。たとえば、「お客さまのところへ部長の○○がうかがったときに?」というように。たとえ会社内では尊敬語を使っている上司でも、お客さまを前にしたときは、謙譲語で表現するのです。それは、部長であっても社長であっても同じです。役職に限らず、社外の人間の前では、自社の人間はすべて謙譲語で表現するのです。
たとえば、社内の人間には「○○社長は、ただいま外出されています」と伝えていても、社外の人間に伝える場合は「社長の○○は、ただいま外出しております」と謙譲語で表現します。ただし、社内の人間の身内に伝える場合は、尊敬語を使いましょう。たとえば部長の奥さんが連絡をしてきた場合には、「部長は、ただいま席をはずされています」などというように、尊敬語を使っていいのです。

この場合どちらに尊敬語を使うべき?

お客さまと一対一の場合だと、上司に対して、尊敬語と謙譲語のどちらを使えばいいのかすぐに判断ができます。社外の人に伝える場合は、上司であっても謙譲語を使いますよね。たとえば「私は、部長が申しました意見に賛成します」というように。
一方、社内の人間しかいない場所では、上司に対して尊敬語を使います。たとえば「○○さん、部長はただ今外出されています」というように。しかしもしも、その場にその上司よりも上位の立場の人間がいたとしたらどうしますか?たとえば「自分」と「部長」と「社長」の3人の場合。この場合は、二人の上司に対してともに尊敬語を使えばいいのです。たとえば「私は部長がおっしゃった意見に賛成ですが、社長はどうお考えですか?」というように。その場所に社内の人間しかいない場合は、すべての上位者に対して、尊敬語を使って問題ありません。

 

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